EP20 雷獣(Raiju=thunder monster)
妖怪古伝20回目の放送
今日の妖怪は「雷獣」
今回のオリジナルストーリーは森で小さな生き物と出会った少年のお話
ぜひお聴きくださいませ。
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*この番組の効果音には「Oto Logic」「Mus Mus」様の音源を
使用させていただいています。
20 雷獣
雷獣(らいじゅう)とは、落雷とともに現れるといわれる日本の妖怪。
東日本を中心とする日本各地に伝説が残されており、江戸時代の随筆や近代の民俗資料にも名が多く見られる。
一説には『平家物語』において源頼政に退治された妖怪・鵺は実際のところ雷獣であるともいわれる。
雷獣の外見的特徴は、体長2尺前後(約60センチメートル)の仔犬、またはタヌキに似て、鋭い爪を持ち、
尾は24センチほどで何本か生えているという説もある。
激しい雷雨の日に雲に乗って空を飛び、誤って墜落するときは激しい勢いで木を裂き、人を害したという。
中国では『山海経』にこの名があり、水に入ると風雨を呼び、声は雷鳴のようだとある。
その皮で作った鼓は五百里にまで響くとされている。
雷獣はの正体はテンやハクビシンが、落雷の影響で死に死体が発見されたりすることから出たという説もある。
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