EP24 野寺坊(Noderabo =Monk of wild temple)
妖怪古伝24回目の放送
今日の妖怪は「野寺坊」
今回のオリジナルストーリーは少年と妖怪の寺の鐘突きレッスン。はたしてどうなるのか?
ぜひお聴きくださいませ。
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でお待ちしております。
*この番組の効果音には「Oto Logic」「Mus Mus」様の音源を
使用させていただいています。
24 野寺坊
鳥山石燕の妖怪画集『画図百鬼夜行』にて紹介されている妖怪。
その名の通りぼろぼろの袈裟を身に付けたお坊さんの姿をした妖怪で、
一説よれば人がいなくなった無人の荒れ果てた廃寺に出没する妖怪、
あるいは村人から布施をいただけずに廃寺へと追い込まれてしまった住職の怨念から生まれた存在で、
夕暮れ時に寺に現れて寂しく鐘を付く妖怪だとされている。
漫画家・水木しげるによる野寺坊の解説文には、子供のころ夕暮れの山の中で寺もないのに鐘の音を耳にして、
それを「野寺坊によるものだ」と教えられたが、 実際には山が入り組んでいるために音が反響し、
山彦のような現象が起きたのだろうと言っている。
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