EP26 口裂け女 (Kuchisakeon'na=slit-mouthed woman)
妖怪古伝26回目の放送
今日の妖怪は「口裂け女」
今回のオリジナルストーリーは口裂け女と少年の時代をまたいだお話です。
ぜひお聴きくださいませ。
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*この番組の効果音には「Oto Logic」「Mus Mus」様の音源を
使用させていただいています。
26 口裂け女
口裂け女(くちさけおんな)は、1979年の春から夏にかけて日本で流布され、社会問題にまで発展した都市伝説。
2004年には韓国でも流行した。中華圏でも有名。
口元を完全に隠すほどのマスクをした若い女性が、学校帰りの子供に 「私、きれい?」と訊ねてくる。
「きれい」と答えると、「……これでも……?」と言いながらマスクを外す。するとその口は耳元まで大きく裂けていた、というもの。
「きれいじゃない」と答えると包丁やハサミで斬り殺される。
身体能力としては、高速で走ることができ、100メートルを6秒で走るともいう。
中には空中に浮くという話もある。
口裂け女から逃げるには様々な方法があると伝えられている。
広く知られたものにポマードとべっこう飴がある。
ポマードと3回、続けて唱えると女が怯むのでその隙に逃げられる、というもの。
ポマードを投げ付けたり、振り掛けたりして退散させる、手に「ポマード」と書いて見せると退散できるともいう。
べっこう飴は口裂け女の好物であり、これを与えて夢中でなめている隙に逃げられるというものがある。
1979年8月、それまで全国を席巻していたこの噂は急速に沈静化した。これは夏休みに入り、子供達の情報交換=口コミが途絶えたためとされる。
実は私の小学生時代がまさにこの頃で、みんなが信じており友達と集まって帰ったり、戦うためといっていい感じの棒を持って帰ったのが懐かしい記憶である。
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